ビートパルプがキャットフードに入っている理由

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 ビートパルプがキャットフードに入れられている理由として、次の4つの理由が考えられているようですが、それぞれのメリットやデメリットを比較しながら、本来の理由を調査していきたいと思います。

1.ビートパルプはかさを増すため、というメーカー側のメリットによって配合!?

ビートパルプを「かさを増すための手段として入れる」というメーカー側のメリットに対しては、ビートパルプの単価がキャットフードの中の全ての成分で一番安い、という根拠がなければ考えにくいのも事実です。

というわけで、その事実を調査したところ、次のような結果になりました。

  • ビートパルプ50kg:3,780円⇒1kg:75.6円
  • とうもろこし1,000kg:48,210円⇒1kg:48.2円

参考:http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noubukka/attach/pdf/index-32.pdf
(13頁、下から7、8段目あたり参照のこと)

値段としては、ビートパルプよりも“とうもろこし”の方が4割近くも安いのです。

この“とうもろこし”ですが、実際にほとんどのキャットフードの原材料に必ずと言ってよいほど配合されています。

また、原則的に原材料表示というのは“使用量の多い順に記載”されますが、キャットフードの原材料表示の最初に表記されている場合が多いのも“とうもろこし”なのです。

結論として、メーカー側のメリットとして「かさ増し」という手段を行っているのであれば、それは“とうもろこし”である可能性が高く、「かさ増しにビートパルプが使われている」という消費側のデメリット性は、おそらく考えにくいということです。